死者をまつる東京の霊園について

人間がなくなったときにはその肉体と魂がどうなってしまうのかということは人間にとっての永遠の研究テーマであるといっても過言ではありません。
そんななかで日本という国では多くの国民があまり宗教ということを意識はしていませんが仏教の形態をとっている家庭がほとんどで、人がなくなってしまったときには基本的に肉体は火葬してお墓に埋めるというのが一般的で魂は天にのぼり天国か地獄にふりわけられるというのが大多数となっています。
では日本で一番人口の多い東京においてはどのような事情になっているのでしょうか。
東京というところは人口がダントツに多いわけですから死者の数もかなり多いというのが現実としてあります。
さぞお墓を増やさなければいけないのだろう、もしかしたら粗末な作りの墓地がふえているのではないかと思ってしまいがちですが、現実は全然ちがったのです。
東京においては最近は霊園をたてることが多くなってきています。
霊園とはいったいなんのことをいうのかと感じられる方も多いと思います。
墓地とは何が違うのかと疑問に感じられるのも当然のことです。
というのもまだ日本においてはそれほどまでに広がりがある形態の埋葬方法ではないからです。
この形をとっている墓地は、基本的には墓地と埋葬の仕方自体は変わらないのですが、完全に違うのは墓地というのはお寺のなかにつくるものであり、他のところにつくられていることはほとんどありありません。
たいして、こちらは公園というかたちになっており、周辺にはお寺などの建物はありません。
なぜこのような形で公園型のお墓が増えてきているのかという背景にはお寺型の墓地とはちがった美しさがあるというところがひとつ人気になってきている要因になっています。
お寺のお墓というとなんとなく暗い感じのイメージがあるかもしれませんが、それにたいして公園型の墓地というのはかなりデザイン性にこっておりまったく墓地というイメージではありません。
お寺の墓地に夜中にいくということはかなり怖いという感じで肝試しの定番にもなっていたりしますが、それに対してこちらは夜にいっても全く怖くない。
それどころかところによってはライトアップされて幻想的に美しくさえ思えてしまうところがあるのです。
本来ならば愛する家族が眠っているところなのですから夜にいって怖いなんていうことがおかしいことであるとさえいえるのです。
いついっても美しく、そしてご先祖様に挨拶ができる霊園のような環境がもっと日本には必要だといえるのです。